紅葉始まる秋の「那須岳」姥ヶ平~ひょうたん池

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自然の庭園「ひょうたん池」まで散策する私たち。

「姥ヶ平」は一足早い秋の装いで彩られていました。






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2018年9月28日(金)

2歳児Fuhを連れて歩く、秋の「那須岳」ハイキング。

煌めく朝日に輝くその美しい彩りに感動しながら、ついに紅葉の名所「姥ヶ平」へとやって来た私たちです。









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さて、朝日の時間に「姥ヶ平」に到着したら、まずは目的達成という事で一安心。

ここでキッドキャリーからFuhを下ろし、自由に歩かせる事にしました。



ところがです。

Fuhが突っ立ったまま動きません。


こんな普通の砂利石の足元ですが、上手く歩けずヨロヨロと安定しないようです。


ええっ??

もっとハードな登山道でも、これまでどんどん歩いてたよね??


寒さですっかり身体がこわばってしまったのでしょうか・・・?

周りに人が居る事も、人見知りを発動させてしまって、Fuhは泣きだしてしまいました。



キッドキャリーから下ろすと、あちこち元気に歩きまわるFuhを想定していた私は、すっかり参ってしまいます。


私に背負われている間の寒さ対策としては、

登山用ダウンジャケット+”サーマラップ パーカ”という中綿入り保温ウエアの重ね着という、防寒ジャケット2重の服装にしていましたが、

秋の「那須岳」においては、それでも十分では無かったという事でしょうか。



こんなにも動けない状態は、やはり身体がこわばっているという事くらいしか考えにくいので・・・

レインウェアを着込ませたりザックカバーを使う等、これ以上の防寒も出来ただけに、

私の考えの至らなさに、申し訳なかったという気持ちでいっぱいになります。


本当に可哀そうな事をさせてしまいました;;


まあ、ここで悔やんでいても仕方ありません。


とりあえず、今は日射しがここまで届いているし、徐々に気温も上がって来るとは思うので、

しばらくは日なたで温まり、少しずつ身体を動かして回復を待ちましょう。









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さあ、フラフラと足元がおぼつかないFuhの手をつなぎながらですが、光溢れる「姥ヶ平」を散策して行きます。









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気が付くと、もうすっかり太陽は高く昇り出していて、「姥ヶ平」は陽の光に満ちていました。









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煌めく朝のこの時間に、ここへ来る事が出来て良かったぁ・・・

まだロープウェイで登って来る人たちも居ないので、静かな散策を楽しめるというのも良かったです。









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一足早い秋の装いに彩られた「姥ヶ平」は、朝の光を受けて輝いていて本当に美しく、

こんな光景を見たいがために、夜明けから急いで歩いて来たという、その甲斐がありました。









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8:18。「ひょうたん池」への分岐に到着。

ここに至っても、Fuhはまだ足元がおぼつかずメソメソしています。









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ここからは木道となるので、とっても歩きやすいハズなのですが、

まるで登山靴を初めて履いたかのようなぎこちない足運び。


狭い木道では手をつなげないので、

止まってしまうFuhを励ましながら、じわじわじわじわと進みました。


そんなFuhの様子は心配ではありましたが・・・









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木道から眺める「茶臼岳」の風景には、すっかり目を奪われてしまいます。

「姥ヶ平」の秋の彩りが、どこまでも広がっているその様は、実に圧巻の大光景でした。









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とぼとぼと、止まったり進んだりしながら歩くFuh。

木道は結構長い距離なので、他の人がどんどん行き交うような状況だと、渋滞になってしまってヤバかったです。









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まだここへはあまり人が来ていないようで、急かされる事も無く、あせらずゆっくり歩く事が出来たのは良かったですね。









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それにしても、ここは本当に自然の庭園のよう。

山の奥のこんな場所に、まるで整備された公園であるかのような景観の良い遊歩道が続いています。


そして、歩きやすい木道を歩く事で、次第に身体もほぐれてきたのでしょうか?

Fuhの足どりも少しずつ良くなって来ました。









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8:39。やがて、そんな木道も終わりを告げ、ここが終点となります。

前方にあるのは「ひょうたん池」のようですが、思っていた状況とは違って、池の様子はあまり見る事が出来ません。


ここも紅葉の最盛期になると、きっと凄い彩りの光景になるんだろうなあ~と思わされますが、

これ以上池に近寄れないというのは少々残念です。


まあ、ともかく想像とは違ったけれど、それはそれで仕方ありません。

Fuhと2人、ここでの眺めを静かに楽しんでいました。



ところが!ところが!

後からやって来た人たちは、ここへ来るなり、

そのまま木道から飛び降りて、木々の中をかき分け、池の方まで進んで行くではないですか!


あれ?

ここって降りてもいいの??


・・・私たちも行ってみよう!


立ち入り禁止という訳じゃないなら、行かないという手はありません。


キッドキャリーを背負ったままだと厳しいので、ザックを下ろして身軽になると、

木道から降りてFuhを抱き上げ、私たちも木々の中をくぐって池まで行ってみる事にしました。









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降りてみると意外に簡単。

数人しか居られない狭い場所ではありますが、「ひょうたん池」に大接近です。



キレイだなあ~と思って眺めていましたが、

居合わせた人に聞くところでは、今日はちょっと池の色に深みが無くてイマイチとの事。

これでも十分感動的だと思ったのですが、本当はもっと美しい池なんだそうです。



そして、条件が良ければ「茶臼岳」が鏡のように逆さに映る光景が見られるらしいのですが、

この日は風があって波立っているために、残念ながらそれは叶わないようでした。


実はこの翌日、台風24号が上陸してやって来るという予報だったので、天気もちょっと普段とは違っていたのでしょう。



本来であれば、もう数日後が紅葉の一番美しい時期になるのでしょうが・・・


「台風の影響いかんでは、この紅葉もどうなるか分からないし、今日が見納めという事にもなりかねないですねぇ~」

などというお話を聞いていると、季節が移り進み変化してゆく自然の美しさ儚さというものが、実に感慨深く感じます。


私たちはしみじみと「ひょうたん池」の光景を眺め続けました。









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Canon EOS 5D Mark IV +SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art &Speedlite 580EX II ■f/8 1/125sec ISO100 (Click to enlarge)

さて、そんなのんびりした時間を過ごしていた私たちでしたが、

池に葉っぱや石を投げたりして遊んでいたFuhは、次第に元気を取り戻してきたようです。









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Canon EOS 5D Mark IV +SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art &Speedlite 580EX II ■f/8 1/125sec ISO100 (Click to enlarge)

わぁ~~!よかったぁ~!

やっと笑顔が出てきたよ~!!

Fuhが笑顔を見せた事で、私はどれだけホッとした事でしょうか。









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池から木道に上った後も、すっかりFuhはニコニコご機嫌。

これには私も心からの安堵です。









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Canon EOS 5D Mark IV +SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art &Speedlite 580EX II ■f/1.8 1/6400sec ISO100 (Click to enlarge)

子どもが楽しいと思える体験をする事がなければ、それは子連れ登山である意味がありません。


Fuhの体調はそのうち戻るとは思っていましたが、

その後に、果たして今日の登山を楽しめる事が出来るのだろうか?という不安があったので、

この笑顔の様子には、本当に救われた思いでした。









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よかった!よかった!

「ひょうたん池」にはすっかり長居してしまいましたが、さあ!そろそろ戻りましょう。









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Canon EOS 5D Mark IV +SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art ■f/8 1/80sec ISO100 (Click to enlarge)

光溢れる庭園の木道を、帰りは足どり軽やかに。









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Canon EOS 5D Mark IV +SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art ■f/8 1/80sec ISO100 (Click to enlarge)

素晴らしいロケーションを楽しみながら、紅葉の彩りの中をどこまでも。









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Canon EOS 5D Mark IV +SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art ■f/8 1/100sec ISO100 (Click to enlarge)

キラキラと溢れる光に包まれて、Fuhと2人で楽しく元気に歩みます。









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Canon EOS 5D Mark IV +SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art ■f/8 1/160sec ISO100 (Click to enlarge)

そして、秋の装いが始まった「姥ヶ平」は、本当に美しい・・・









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Canon EOS 5D Mark IV +SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art &Speedlite 580EX II ■f/8 1/320sec ISO100 (Click to enlarge)

この素晴らしい彩りの楽園の地に降り立ち、

元気になった笑顔のFuhと一緒に、今確かに踏みしめているんだと思うと、こみ上げてくる嬉しさがあります。


美しい感動的な景観と共に、一喜一憂が思い出深い、Fuhと2人の親子登山となりました。









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Commented by ironsky at 2019-01-16 21:11
こんばんは。
9月下旬でも、相当寒いのですね。
Fuhくん、ちょっと心配でしたが、最後は笑顔も見せてくれました。
今回のつらさも、きっと次の糧となることでしょう。
ご苦労様でした。
Commented by shoytomo at 2019-01-17 00:58 x
ちょうど一年ほど前、まだ現役で(?)チビツーを背負っていた頃ですが、
これでもか!というくらい重ね着に重ね着を重ねたにも関わらずチビツー鼻タラタラで
服の中に手を入れてみると全く暖かくなく、寒そうにしていたことがありました。

その時の盲点(という程の大層なものでもないかとは思いますが)だったのが”ウェアの隙間”でした。
ショイコに乗せるタイミングで腰が曲がって下着などが出てスキマができ、
わずかでもその隙間があるとそこから冷たい風が入ってきてしまうようでした。
重ねた服の生地自体は風防バッチリでしたが、こうなってはいくら着込んでも暖かくはならないなぁと勉強させられました。

そうして取った対策が
①ショイコON後にフリースタオルを腰に巻いて腰(背中)からの冷気の侵入を防ぐ
②レッグウォーマーを着用して足首(裾)からの冷気の侵入を防ぐ
③ネックウォーマーを着用して首からの冷気の侵入を防ぐ
でした。
腰と足首はショイコに座す時により肌が露出しやすくなるので①と②は特に有効で、
以降チビワンが寒そうにすることはなくなりました。
ご参考までに・・・って、すでに対策済みかもしれませんが(汗)
Commented by shoytomo at 2019-01-17 01:00 x
すみません、ダラダラ書いていたら文字数オーバーだったためか何度か無言の投稿をしてしまいました。。。

寒さ対策ネタで大いに脱線してしまいましたが、陽が上ってからの那須岳、気温と同時にFuhくんの機嫌もよくなり本当によかったですね!^^
「笑顔に救われた」の一言、Hideさんの気持ちが手に取るように伝わってきます。
どんな絶景を拝めても、ピークハントを成し得ても、子供の笑顔がなければ成功とは言えないでしょうし、
逆にガスでも雨でも敗退でも、子供が笑顔でいてくれればそれですべてがOKだったりしますよね^^
充実した子連れ登山を果たせたようで何よりです!
Commented by zbjsower at 2019-01-18 20:00
ironskyさん

早朝の寒さは凄かったですねぇ・・・
日中はそうでもなかったのですが、山の上をなめちゃいけませんね;;
今回は完全に私の至らなさでしたが、最後は笑顔を見せてくれてよかったです^^
ありがとうございます。
Commented by zbjsower at 2019-01-18 20:15
shoytomoさん

同じ型のキッドキャリーをお使いになっているので、大変参考になります。
なるほど・・・
服の中に手を入れてみる事まではしていませんでした。
ウェアの隙間が大きな問題だったのですね。
今回は秋口という事もあって、真冬のようなケアを考えて無く、完全に油断していました。
昔、Akiを背負って雪山を何時間も歩いたことがありましたが・・・
確かに、その時は完全防寒という事で、ツナギの防寒ウェアを着せていました。
やはり衣服の隙間のあるなしで全く暖かさが違うのでしょうね。
そして、ここまでshoytomoさんが工夫されている事には感服です!
本当に真剣にお子さんの事を考えてらっしゃるんだなあ~という事が伝わって来ました。
これから大いに参考にさせていただきますね^^

そして・・・
「笑顔に救われた」の件。
やっぱりお分かりになりますか!
本当に文字通り、笑顔によって救われるし、それがどれだけ嬉しい事か・・・
これがなければ、子どもを連れて来た意味がないですもんね^^;
いつもありがとうございます^^
by zbjsower | 2019-01-16 15:44 | 子連れ登山 | Comments(5)

登山が好き!写真が好き!ちびっ子たちと元気に歩こう!


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