晩秋の安達太良山 乳首山
2017年 11月 20日
ほんとの空があるといわれる、安達太良山山頂の360°ビュー。
青空が高く広がっているこの場所は、何とも言えない特別感があって実に爽快な気分でした。
↑Data:Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/9 1/250sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
2017年10月27日(金)
Fuhを背負って歩く、晩秋の安達太良山登山。
「表登山口・仙女平分岐」を過ぎてからも、どんどん登って高度を上げて行きます。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/9 1/160sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
割と整備されている登山道とはいえ、なかなか急な階段が続いていたりと、しんどい上り坂が続いていました。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/9 1/200sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
この道はどちらかというと、眼下に展望が広がっている下りの方が楽しいかも知れません。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/9 1/200sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
歩いて来た道のりを振り返るとこんな感じに。
真ん中左にある小山が「薬師岳」で、山頂にちょこんと出ているのがゴンドラリフトの駅となっています。
あの山の裏のふもとから登ってきているので、こうして見ていると、結構な距離を歩いて来たなあ~と思いますね。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/9 1/160sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
登山道からは、北東方面の展望も遠くまで見渡せるようになっています。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/9 1/200sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
しばらく進むと、次第に白地に赤丸のマークが、ルート上のあちこちに続くようになって来ました。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/10 1/100sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
後は真西に折れ、岩だらけの坂を登り切ると頂上が待っています。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/10 1/125sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
途中に道標のケルンがあったりも。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/10 1/125sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
山頂の岩場である「乳首」が見えてきました。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/10 1/125sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
目指す目印が目の前に、一歩一歩と迫ってくると、やっぱりテンションも上がって来ます。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/10 1/100sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
さあ!あともう少しで山頂です。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/9 1/250sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
山頂の岩場は、まさに”乳首”ですね。
安達太良山は、別名「乳首山」とも呼ばれるそうですが、なるほどこれはさもありなんと思わされます。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/9 1/250sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
9:58。
ようやく安達太良山山頂の標識に辿り着きました。
スタートから、標準タイムで2時間35分のところを、休憩込みで3時間41分かかってしまっていますが、
「表登山口・仙女平分岐」からは、ほぼ標準タイム(40分)の43分で到着しているので、Fuhを背負い直してからはまずまずのスピードで歩けたようです。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/8 1/100sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
さて・・・せっかくなので、やはりここは安達太良山の頂点である「乳首」の上まで登ってみる事にしました。
ここはなかなかの岩場になっていて、鎖を使ってよじ登ったりしなければいけません。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/8 1/160sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
ザックを置いて身軽な格好で登る人も多いのですが、私の場合はFuhを放って置けないの0で、当然背負ったままでよじ登る事になります。
こんな場所で手や足を滑らせたら大変な事になってしまうので、正直なところ背筋が凍る思いではありました。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/9 1/500sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
そして、10:04。
ついに安達太良山の山頂(標高1700m)、Fuhを背負って乳首の頂点へとやって来ました。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/9 1/500sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
この頂点からの360°パノラマビューは、実に爽快な眺めです。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/14 1/200sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
東からぐるっとカメラを回して行きます。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/9 1/200sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
西の方には前回登った、あの磐梯山の雄姿も。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/9 1/250sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
北方に伸びている尾根は、大きな「沼ノ平」の火口を経て「鉄山」へと向かう登山道です。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/9 1/200sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
北東の方は、くろがね小屋や勢至平へと続く道や、その先には二本松市の街並みが。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/9 1/250sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
そしてカメラは、ぐるりと東の方角へと戻ってきます。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/9 1/320sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
この安達太良山の頂点には、風と寒さにFuhを気遣い8分ほどの滞在でしたが、もっともっと長~い時間を過ごしていた気がしました。
傾いた「八紘一宇」の石塔に別れを告げ、次にここへ来る機会はいつだろう?もしかしたらこれが最後なんだろうか?などと思いながら、
名残惜しくも絶景の乳首から下って行きます。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/10 1/200sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
あらためて、この乳首を見ていると、実に神秘で不思議です。
360°を見渡せる巨大でなだらかな山の山頂が、こんなちょこんと岩場が盛り上がった場所だなんて・・・
本当に何か特別感を感じてしまうのです。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2
■f/8 1/250sec ISO100 24mm (Click to enlarge)
そして、ここで居合わせた人に、記念の写真を撮ってもらいました。(貴重な写真をありがとうございます)
こうして写真を見てみると、私が痩せた事もあってか着膨れしたFuhの重そうな事。
背負って山を歩くのも、いつまで出来るのかなあ~と思ってしまいます。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 ■f/8 1/250sec ISO100 24mm (Click to enlarge)
もちろんFuhも、しっかり自分の二本の足で、安達太良山山頂へと降り立ちます。
キミは今、ここはどんな場所に感じ、どんな風景に見えているのかな?
この日、晩秋の安達太良山山頂は、暖かい太陽の光が降りそそぎ、穏やかな風と、心に沁みるような青く高く広がる空に包まれていた、
爽快で心地の良いお山の上となっていました。
NEXT>>>
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 &TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD
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kouki-ai at 2017-11-20 21:12
乳首山・・・ほんとに乳首になってますね。笑
自然はほんとに不思議ですよねー!
その乳首の頂点からの光景は絶景ですね!
おつかれさまでした♪
自然はほんとに不思議ですよねー!
その乳首の頂点からの光景は絶景ですね!
おつかれさまでした♪
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at 2017-11-20 21:23
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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purebliss at 2017-11-21 12:48
ちょっと 照れくさい名前の山ですが
ちゃんと そうなってるのが面白いですね(笑)
去年 福島へ行って 安達太良山を遠くから見ました
だから
こうやって 見せていただかなかったら 別名を
知らないままで 終わっていたかも^^
気持ちの良い青空 よかったですね
あ、Hideさん 初めまして(*´艸`*)
こっちから 手を振っておきますね(笑)
ちゃんと そうなってるのが面白いですね(笑)
去年 福島へ行って 安達太良山を遠くから見ました
だから
こうやって 見せていただかなかったら 別名を
知らないままで 終わっていたかも^^
気持ちの良い青空 よかったですね
あ、Hideさん 初めまして(*´艸`*)
こっちから 手を振っておきますね(笑)
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plumerian-y at 2017-11-21 20:46
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zbjsower at 2017-11-23 07:45
aiさん
まさに乳首ですよね~(笑)
安達太良山は火山体なので、猛々しい場所なんでしょうけど、この山頂の形を眺めていると、母性を感じてしまってなんとなくほっこりします。
そして、その形だけではなくて、ここからは素晴らしい光景が広がっているというのも素敵に感じます。
ありがとうございます。
まさに乳首ですよね~(笑)
安達太良山は火山体なので、猛々しい場所なんでしょうけど、この山頂の形を眺めていると、母性を感じてしまってなんとなくほっこりします。
そして、その形だけではなくて、ここからは素晴らしい光景が広がっているというのも素敵に感じます。
ありがとうございます。
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zbjsower at 2017-11-23 07:49
鍵コメさん
なかなか一緒の写真を撮ってもらう機会がないので、想い出の1枚になりました^^
ちいさなFuhも、どんどん大きくなってゆくので、こうした対比がよくわかる写真は記念になります。
いつもありがとうございます。
なかなか一緒の写真を撮ってもらう機会がないので、想い出の1枚になりました^^
ちいさなFuhも、どんどん大きくなってゆくので、こうした対比がよくわかる写真は記念になります。
いつもありがとうございます。
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zbjsower at 2017-11-23 07:57
pureblissさん
面白い形をしていますよね。
この山頂は天候によっては長居出来ないような場所ですが、この日はおだやかで良い日でした。
別名については、私も後で知ったのですが、なるほどなるほどと思ってしまいます。
実は2ショットの写真は、ちょっと疲れも見せているし、恥ずかしいので載せるかどうか迷ったのですが・・・日記がわりに書いているブログなので、これもきっと思い出になるだろうと、残しておきました。
ありがとうございます^^
面白い形をしていますよね。
この山頂は天候によっては長居出来ないような場所ですが、この日はおだやかで良い日でした。
別名については、私も後で知ったのですが、なるほどなるほどと思ってしまいます。
実は2ショットの写真は、ちょっと疲れも見せているし、恥ずかしいので載せるかどうか迷ったのですが・・・日記がわりに書いているブログなので、これもきっと思い出になるだろうと、残しておきました。
ありがとうございます^^
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zbjsower at 2017-11-23 08:10
ぷるさん
Fuhがこの時、体重が11.5kgなので、ザックの荷物とカメラとかもろもろ含めて20kgくらいかなあ~と思います。
キッドキャリーで子どをも連れている姿は、たまにママさんが背負っていたりするのも見かけたりしますね。
私が初めて見かけたのも、ママさんが背負って歩いている姿でした。
後ろから見ると、まるで大きなザックを背負っているように見えるので、たまに追い抜かれる時に子どもが居る事に気付いてビックリされる事があります。
たぶん重装備をする人はもっと大きく重い荷物を背負っているとは思いますが、下ろしたり担いだりする時にあまり傾けられないし、木の枝をくぐったりする普通なら簡単な事が困難になったりと、色々気を遣う事は多くなりますね。
でも、すれ違う人みんなに笑顔で声をかけてもらえるので(実際には子どもに対してですが^^;)、とても励みになるし嬉しくなります。
笑顔をもらえる事が、こんなにも元気をもらえるという事を実感します^^
Fuhがこの時、体重が11.5kgなので、ザックの荷物とカメラとかもろもろ含めて20kgくらいかなあ~と思います。
キッドキャリーで子どをも連れている姿は、たまにママさんが背負っていたりするのも見かけたりしますね。
私が初めて見かけたのも、ママさんが背負って歩いている姿でした。
後ろから見ると、まるで大きなザックを背負っているように見えるので、たまに追い抜かれる時に子どもが居る事に気付いてビックリされる事があります。
たぶん重装備をする人はもっと大きく重い荷物を背負っているとは思いますが、下ろしたり担いだりする時にあまり傾けられないし、木の枝をくぐったりする普通なら簡単な事が困難になったりと、色々気を遣う事は多くなりますね。
でも、すれ違う人みんなに笑顔で声をかけてもらえるので(実際には子どもに対してですが^^;)、とても励みになるし嬉しくなります。
笑顔をもらえる事が、こんなにも元気をもらえるという事を実感します^^
by zbjsower
| 2017-11-20 19:45
| 子連れ登山
|
Comments(8)