紅葉始まる磐梯山 秋の美空の山頂へ
2017年 10月 23日
紅葉に包まれた展望広がる登山道を経て、磐梯山山頂へと向かう私たち。
登り切った先に飛び込んで来た光景は、紅葉の彩りが添えられた、どこまでも青い秋空と雄大な猪苗代湖が美しく広がる感動の風景でした。
↑Data:Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/8 1/320sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
2017年9月29日(金)
Fuhを背負って歩く、初の磐梯山登山。
紅葉の景色を楽しみながら、標準タイムからは少々遅れ気味ですが、ようやく弘法清水へとやって来た私たちは、
その広がる素晴らしい大展望に、時間が経つのを忘れて見入ってしまっています。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/8 1/250sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
弘法清水からの、北東から北西に広がる大展望は、もうここがゴールでもいいと思ってしまうくらい素晴らしいものでした。
しかし、私たちの登山は、ここで終わりではありません。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/8 1/125sec ISO100 24mm (Click to enlarge)
この絶景を眺められる絶好の場所に建っている、開店準備をし始めていた弘法清水の山小屋の、
その後ろにそびえ立っているのが、これから向かう目的地である、私たちの夢見る未踏の地、磐梯山山頂です。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/2.8 1/5000sec ISO100 22mm (Click to enlarge)
さて、ここで少し休憩させてあげようと、キッドキャリーからFuhを下ろしたのですが・・・
寝起きのFuhは、すこぶる機嫌がよろしくないようで、地面に立つのさえ激しく拒み、どうにも手に負えませんでした。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/2.8 1/800sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
仕方が無いので、泣きわめくFuhを背負い直し、弘法清水の入り口にある鐘を鳴らさせてあげると、私の背中で笑っています。
キッドキャリーは居心地が良いのでしょうねぇ。
「もしもし~?今日はキミのまともな写真が撮れないんですが?」とは思いますが、
登山道はとてもFuhが歩けそうな道ではないし、またのチャンスをうかがうしかないようです。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/8 1/200sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
弘法清水を出発し、さらに登り進めて行くと、次第に見晴らしの良い場所が多くなって来ました。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/8 1/250sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
眼下に広がる紅葉の展望に、何度も何度も立ち止まって振り返り、写真に撮り収めつつ登って行きます。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/10 1/125sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
だんだん木々が低くなり、景色が見渡せる場所が増えてくると、やっぱりこれが山歩きの醍醐味だなあ~と思います。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/8 1/250sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
しかし今日はホントにキレイな青空が広がっていて、こんなにも青い空がどこまでも広がっているのは珍しいのではないかと思うくらい。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/8 1/200sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
もう、どこで立ち止まっても、素晴らしい風景が広がっているので、どこを切り撮ればいいのか分からなくなってしまいます。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/8 1/125sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
だんだん山頂が近付いて来ましたが、まだちょっと遠いかな。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/13 1/80sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
紅葉に包まれた山の先に見えるあの頂きが、磐梯山山頂です。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/8 1/200sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
この、磐梯山の燃えるような紅葉の先に見えているのは、ふもとに磐梯山ゴールドラインが通っている猫魔ヶ岳。
私たちは、あの山の右ふもとにあたる場所から、出発して登って来ています。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/8 1/200sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
北の展望では、眼下に小さくなってしまった弘法清水の山小屋の青い屋根が、ポツンと見えていました。
あそこに居たのはついさっきの事のように思うのですが、いつの間にかもうこんなに歩いて来ているのですね。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/8 1/200sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
爽快で気持ちのいい見晴らしが続いている、スカイウォークのような登山道です。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/8 1/40sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
そしてここまで登ってくると、次第に落ち葉も目立ち始め、紅葉を敷き詰めたような登山道も出現して来ました。
ふもとからここまでの山歩きの間、
秋の彩りの始まりから終わりを体験するような、まるで季節の移り変わる時間の中を歩いているかのようです。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/8 1/250sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
そして、紅葉の彩りに包まれたスカイウォークも、そろそろ終わりを迎えようとしていました。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/8 1/200sec ISO100 23mm (Click to enlarge)
ようやく目的地である磐梯山山頂へと、たどり着いたようです。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/8 1/250sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
9:25。
磐梯山山頂(標高1816m)に到着しました。
標準タイム2時間15分のところ、3時間29分(休憩含む)かかっているので、かなりのスローペースではありますが、
Fuhを背負っている今の私には、これが精一杯という感じです。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/8 1/320sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
ここへ着いて、まず最初に目に飛び込んできたのは、
南東に広がる、この猪苗代湖が何かを語りかけて来るような、爽快で雄大な景色でした。
素晴らしく感動的な風景に、時間を忘れていつまでも眺めていたいと思うのですが・・・
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/8 1/250sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
しかし、実は山頂の標識がある場所は磐梯山の頂上ではなく、本当の頂点はこの岩山を登った上にあるようです。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/8 1/250sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
そこで、素晴らしい展望に恵まれた山頂の岩山を登って行きます。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/8 1/320sec ISO100 30mm (Click to enlarge)
そして、頂上の三角点をタッチ。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/8 1/320sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
磐梯山の頂点に鎮座する「磐梯明神」にも、お参りをさせてもらいました。
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/8 1/320sec ISO100 15mm (Click to enlarge)
頂上到達の儀式を済ませた後は、
磐梯山って、こんなにも素晴らしいお山だったんだなあ~と、想像以上の光景に、心置きなく歓喜に溢れていた私たちです。
美しい紅葉の彩りに包まれた磐梯山の頂上から、
どこまでも青い秋の美空と大地が広がる素晴らしい大展望に、ただただ感動しながら圧倒されていたのでした。
NEXT>>>
Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD
© 2017 Full of LIFE
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purebliss at 2017-10-24 10:37
こんにちは^^
去年 福島を旅しました
磐梯山は 見ましたが やっぱり頂上から見る景色は
とても綺麗ですね
登った人だけのご褒美を たくさんお裾わけしてもらえて
感謝です(*´艸`*)
毎回思うのですが 登ったら降りてこないといけないんですよね・・・(;・∀・)
Fuhちゃんを背負って!
お父さん、本当に 凄いです\(^o^)/
去年 福島を旅しました
磐梯山は 見ましたが やっぱり頂上から見る景色は
とても綺麗ですね
登った人だけのご褒美を たくさんお裾わけしてもらえて
感謝です(*´艸`*)
毎回思うのですが 登ったら降りてこないといけないんですよね・・・(;・∀・)
Fuhちゃんを背負って!
お父さん、本当に 凄いです\(^o^)/
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gekko_skul at 2017-10-24 22:46
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zbjsower at 2017-10-25 08:24
pureblissさん
福島って良いところですよねぇ~
震災で原発事故が起きてしまってから、何となくマイナスイメージがついてしまった事がとっても残念に思いますが、今でも私は美しい県だと思っています。
磐梯山は、私も今回が初めての登山でしたが、山頂からの景色はこんなにも素晴らしかったんだ!!と、感動しました。
そーなんですよねぇ~登ったら下りなきゃです。
そして、下りる方が楽に感じるかもなのですが、ケガや身体を痛めたりしやすいのも下山だし、本当に気を抜けないんですよね。
それを見越して余裕を持って計画しなきゃなんですが、今回は思っていたより時間がかかってしまいました。
福島って良いところですよねぇ~
震災で原発事故が起きてしまってから、何となくマイナスイメージがついてしまった事がとっても残念に思いますが、今でも私は美しい県だと思っています。
磐梯山は、私も今回が初めての登山でしたが、山頂からの景色はこんなにも素晴らしかったんだ!!と、感動しました。
そーなんですよねぇ~登ったら下りなきゃです。
そして、下りる方が楽に感じるかもなのですが、ケガや身体を痛めたりしやすいのも下山だし、本当に気を抜けないんですよね。
それを見越して余裕を持って計画しなきゃなんですが、今回は思っていたより時間がかかってしまいました。
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zbjsower at 2017-10-25 08:27
Maruさん
壮大でした~!!
他のブログなどで写真では山頂からの景色もちょっと見た事はありましたが、やっぱり実際に登って見る景色は全然違うように感じますね。
こんなにいい青空のお天気で爽快な展望を見られると、もうほんとに、疲れなんか忘れちゃいます(笑)
いつもありがとうございます。
壮大でした~!!
他のブログなどで写真では山頂からの景色もちょっと見た事はありましたが、やっぱり実際に登って見る景色は全然違うように感じますね。
こんなにいい青空のお天気で爽快な展望を見られると、もうほんとに、疲れなんか忘れちゃいます(笑)
いつもありがとうございます。
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nontan91 at 2017-10-25 16:47
このコースは幾度となく登っていますが
こんなに天気のいい写真を見るのは初めてです!
くやしい~~~ぃ!
最近はほとんど星の出ている時間に登り展望台で夜明けの写真を撮り
それから頂上を目指すのですが上から下まで晴れていたためしがありません。
これはほんとに羨ましいです!
しかもキッドキャリーに子供さんを入れてかついで?
冗談じゃないです、私だったら弘法清水でひっくり返ってます、ああ、すごい!
こんなに天気のいい写真を見るのは初めてです!
くやしい~~~ぃ!
最近はほとんど星の出ている時間に登り展望台で夜明けの写真を撮り
それから頂上を目指すのですが上から下まで晴れていたためしがありません。
これはほんとに羨ましいです!
しかもキッドキャリーに子供さんを入れてかついで?
冗談じゃないです、私だったら弘法清水でひっくり返ってます、ああ、すごい!
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zbjsower at 2017-10-25 20:21
のんたんさん
ここへはよく登られているのですね。
お天気はホントに青空がどこまでも広がっていて、これは結構珍しいんじゃないのかなあ~なんて思いながら登っていましたが、やはりそうそうは無い光景だったのですね。
磐梯山ってなんとなく地味なイメージがありましたが、今回初めて登ってみて、こんなにいいお山だったんだなあ~と感動しました。
キッドキャリーで子どもを背負っていても、以前はもっと歩けていたと思うのですが、もうすっかり足腰が弱ってしまっています。
ここへはよく登られているのですね。
お天気はホントに青空がどこまでも広がっていて、これは結構珍しいんじゃないのかなあ~なんて思いながら登っていましたが、やはりそうそうは無い光景だったのですね。
磐梯山ってなんとなく地味なイメージがありましたが、今回初めて登ってみて、こんなにいいお山だったんだなあ~と感動しました。
キッドキャリーで子どもを背負っていても、以前はもっと歩けていたと思うのですが、もうすっかり足腰が弱ってしまっています。
by zbjsower
| 2017-10-23 23:22
| 子連れ登山
|
Comments(6)