「白雲山 鳥居観音」紅葉狩り幼児プチ登山 救世大観音

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「救世大観音」は、奥武蔵の山にあって強烈な雰囲気を放っている白い巨像。

何度見てもその姿には圧倒されるものがあります。






↑Data:Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/13 1/200sec ISO100 15mm (Click to enlarge)

2017年11月4日(土)



幼児2人連れで歩く紅葉狩りプチ登山。

ゆっくりとした歩みの私たちも、ようやく「玄奘三蔵塔」までやって来たので、「救世大観音」まであと一息というところです。









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Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/13 1/160sec ISO100 15mm (Click to enlarge)

独創的な美に溢れている「玄奘三蔵塔」を堪能した私たちは、さらにハイキングコースを進んで行きました。









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Canon EOS 5D Mark II +EF100mm F2.8L MACRO IS USM
 ■f/8 1/250sec ISO100 (Click to enlarge)

随分大きく見えてくるようになった、これから向かう目的地の「救世大観音」の姿を見定めながら、待っていろよと一歩一歩と歩んで行きます。









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Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 ■f/2.8 1/320sec ISO100 63mm (Click to enlarge)

ここからの山道は、車も通れるなだらかな砂利道なので、息を切らす事も無く辺りの紅葉を眺めながらのんびりと歩けます。


実は、この鳥居観音は、ハイキングコースの他にも有料車道があり、マイカーで直接「救世大観音」まで行けてしまうようになっていて、

歩く事なく観光に来られるようにもなっているのです。


この日もこの時間になってくると、車で観光に来る人たちも増えてくるようになってきました。









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Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/13 1/50sec ISO100 15mm (Click to enlarge)

山の紅葉は、最盛期にはまだ早い感じですが、もう既に見頃を迎えていて、とっても彩りが美しかったです。











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Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/13 1/80sec ISO100 15mm (Click to enlarge)

山歩きをしながらだと、こういう紅葉狩りを思いっ切り自由に楽しむ事が出来るので、車で手軽に登ってくるのとは一味違う趣を感じますね。









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Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/8 1/400sec ISO100 30mm (Click to enlarge)

12:17。

紅葉狩りをしながら歩いていると、いつの間にか着いてしまっていた感のある目的地、「救世大観音」へ到着しました。


ここへは毎年この時期に訪れていますが、何度見ても山の中のこの白い大観音像は、異様な雰囲気を放っています。









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Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/8 1/400sec ISO100 20mm (Click to enlarge)

そして、この頃から黒い雲が上空に現れ、急に辺りが薄暗くなってきました。


私たちは大観音の真下まで登って来たものの、Akiはすっかり辺りの天気の変化の怯えて、泣きべそをかいてしまっています。

「風が怖い 風が怖い」と、泣き出すAkiに急かされるように、とりあえず観音像の下にあるお堂の中へと入って行きました。









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Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/2.8 1/25sec ISO320 30mm (Click to enlarge)

屋内に入ると、とりあえずAkiも一安心。

お堂の中は有料(大人200円)ですが、土日祝のみ拝観出来るようになっていて、その中にはたくさんの仏像などが安置されています。









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Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 ■f/2.8 1/60sec ISO2000 70mm (Click to enlarge)









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Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 ■f/2.8 1/20sec ISO250 24mm (Click to enlarge)









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Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 ■f/2.8 1/20sec ISO400 24mm (Click to enlarge)

中にはちょっと、子どもには不気味に感じないかなあ~と思うような仏像もありましたが、

意外にもちびっ子たちは、こういう雰囲気にはへっちゃらな様子でした。









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Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/2.8 1/60sec ISO1600 15mm (Click to enlarge)

そして、お堂の中央には螺旋階段があり、

上って行くと大観音像の頭まで行けるようになっているので、興味津々のAkiに続いて私たちも上ってみます。


この階段、最初はそうでもない普通の螺旋階段なのですが、徐々に狭く急角度になって来て、

だんだんキッドキャリーを背負ったり、大きな荷物を持ったままではとても上れない狭さになり、終いにはハシゴのようになってしまいます。


最後はFuhを抱っこして上りましたが、カメラのレンズを壁にぶつけてしまったのには、ちょっと凹んでしまいました。









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Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/2.8 1/1000sec ISO100 15mm (Click to enlarge)

そして長い階段を上り切り、扉を開けて外へと出ると、

そこは大観音像の後頭部となっていて、高い金網に囲まれた狭い展望スペースが現れます。









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Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/2.8 1/640sec ISO100 15mm (Click to enlarge)

当然ながら風が強く、頑張って笑顔を見せていたAkiですが、あまり長い時間は居られそうな感じではありません。









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Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/11 1/60sec ISO100 15mm (Click to enlarge)

せっかくの展望も、高い金網越しなので、写真を撮ろうとしてもこんな風になってしまうのが難点ですね。

ただ、スマホやコンデジのような小さなレンズなら、うまく撮れそうな気はします。









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Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/2.8 1/1000sec ISO100 15mm (Click to enlarge)

そんな訳で、ここにはあまり長居する理由もなく、4~5分くらいで退散する事にしました。









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Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/2.8 1/1000sec ISO100 30mm (Click to enlarge)

お堂から出た後は、外のベンチでおやつを食べて小休止です。









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Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/2.8 1/250sec ISO100 30mm (Click to enlarge)

そして13:01。

もっとのんびりしたいところではありますが、雲行きが怪しくなって来ている事もあり、私たちは早々に下山する事にしました。









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Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/2.8 1/40sec ISO100 22mm (Click to enlarge)

どんよりと曇ってしまった空からは、危惧していたまさかの雨も、ぽつりぽつりと降ってきます。

こんな天気予報では無かったハズなのに・・・









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Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/2.8 1/100sec ISO100 15mm (Click to enlarge)

それでもまだまだぽつぽつの雨なので、ちびっ子たちは元気に下山を続けます。

Akiはというと、両手で車のワイパーの真似をして、「んうぅ~っ んうぅ~っ」と、腕を振り振り楽しそうに歩いていました。









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Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/2.8 1/80sec ISO1000 15mm (Click to enlarge)

下山は車道を通っての急斜面を下って行きます。

ホントは下山もゆっくり物見遊山をしながらと思っていたのですが、雨なので急ぎます。


登山ではいつも用意しているのに、こんな時に限って雨具を持って来ていないというのは全くの油断でしたね。









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Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/3.2 1/60sec ISO640 15mm (Click to enlarge)

雨がだんだん本格的になってくると、ちびっ子たちにはウインドブレーカーで凌いでもらう事にしました。

モンベルの登山用ウェアなので、ちょっとした小雨なら難なく撥水してくれるのは有り難いです。


後はとにかく、雨がこれ以上強くなる前に下ってしまうしかありません。









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Canon EOS 5D Mark II +TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ■f/2.8 1/60sec ISO200 30mm (Click to enlarge)

そして下りは、結局休みなしの強行軍で、最後まで歩き抜けました。


13:57、幸いにも雨に濡れてしまう前に、ゴールの本堂前駐車場へと到着です。

おつかれさまでした~




天気予報では雨の情報なんて無かったのに、やっぱり低山とはいえ山の天気は分からないものですね。


しかし、最後は天候に泣かされましたが、それでもなかなか楽しい紅葉狩りハイキングとなりました。



思っていた以上に時間はかかった気はしますが、ここなら幼児でも何とか踏破する事が出来るコースで、

2歳児のFuhも、結局用意していたキッドキャリーは一度も使わず、自分の力で全て歩き通しています。


さすがに最後は疲れを見せていましたが、なかなか得難いプチ登山の経験になったんじゃないかと思います。




百名山のような絶景の山を歩くのもいいのですが、

こんな里山のようなところでも、幼児と一緒に歩くというのは、また違った楽しみがあって良いものだなあ~と思いました。


この日は紅葉の彩りもしっかり味わえた事もあり、とっても印象深い親子ハイキングとなりました。









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【GPSデータより】
時刻:出発9:46 到着13:57
合計時間:4時間11分(休憩含む)
合計距離:5.98km
標高:最高点435m 最低点245m
累積標高:上り301m 下り288m









Canon EOS 5D Mark II +EF100mm F2.8L MACRO IS USM &TAMRON SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 &TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD


© 2017 Full of LIFE

Commented at 2017-12-06 18:41
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by zbjsower at 2017-12-07 07:20
鍵コメさん

いつも本当に優しいお言葉、ありがとうございます。
登山・・・とは言えないようなハイキングでしたが、幼子にはこのくらいが良い感じだと思いました。
非日常的な風景が広がる高山も良いのですが、こんなお山を子どもたちと、てくてく歩くのもいいものですね^^
Commented by happynako at 2017-12-07 10:07
山の天気は変わりやすいって本当なんですね。
行った事はないですが「救世大観音」の独特な雰囲気、見入ってしまいますね。
今回もお子さんたち良く歩きましたね〜♪
Commented by chocoyan2 at 2017-12-07 21:37
こんばんは(^^)
ハイキングにはちょうど良いコースですね!
それにしてもFuhくんも自力で歩いてしまうとは
凄いですね!
うちの甥っ子なんてAkiくんと同じ年だけど
すぐにママ抱っこです(^^;
ここの大観音様、ちょっと興味があっただけに
行ってみたくなりました!
Commented by すくなひこな at 2017-12-08 19:14 x
https://www.youtube.com/watch?v=VrqsUTpyyXA
https://www.youtube.com/watch?v=tyIiOLK4Z48
こんなの見つけましたけど
Commented by zbjsower at 2017-12-09 08:10
happynakoさん

本当ですねぇ~
登山とは言えないような山歩きだったのと、雨予報なんて無かったので、全く気にしていませんでした^^;
ここはちょっと独特な雰囲気がしています。
場所的に少々遠く感じて不便な感じがするかもですが、紅葉の時期はかなり人がくるみたいです。
今回特に下の子は完全に踏破したのでえらかったですね^^
ありがとうございます。
Commented by zbjsower at 2017-12-09 08:19
chocoさん

そうなんです。
小さな子が歩くにはちょうどいいかなあ~と思いました。
Fuhがここなら歩けるかな?とチョイスしてみたのですが・・・
さすがに最後の方は少々しんどそうでしたが、何とか歩き切りましたね。
おいっこさん、かわいいんだろうなあ~^^
ウチはAkiには弟がいるので、甘えられないし、私も兄として見ているので厳しくしちゃってる面もあるかもしれません。
ここはちょっとハイキング気分で紅葉を楽しめるのが良いですね。
街中とはちょっと紅葉時期もずれていて早いですが、機会があれば是非^^
Commented by zbjsower at 2017-12-09 08:21
すくなひこなさん

おお~!!
なんだろう?と思ったら、こんな方法があるのですね。
なかなか興味深いです。
是非参考にさせていただきますね^^
ありがとうございます。
by zbjsower | 2017-12-06 14:29 | 子連れ登山 | Comments(8)

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