白馬絶景と360°パノラマビューに恵まれたハイキング 白馬岩岳(岩蕈山) 

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長野県白馬村にある岩岳山(岩蕈山 いわたけやま)は、手軽なハイキングが楽しめる場所でありながら、

360°のパノラマ風景に恵まれ、堂々たる北アルプスの八方尾根や白馬三山などが目前に広がる、とても素敵な山でした。






2016年4月15日(金)

春のぐずついた天気が続く中の晴天というこの日、北アルプスの雪の唐松岳を歩きたくて、はるばる白馬にやって来ました。


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夜中に車で出発して、八方尾根のゴンドラリフト駅に着いたのは朝6時過ぎ。


8時からの営業という事で、少し仮眠を取りながら朝一番のリフトを待っていたのですが・・・

何やらどうも様子がおかしいと思ったら、なんと、強風のために現在営業を見合わせているとの事。


む~ん・・・

青空が広がる晴天なのですが、こんなお天気でも強風で動かないなんて事があるのかあ~;;

遠方からやって来た私には、容易に受け入れられる事態ではありませんでしたが、リフトが動かない事にはどうしようもありません。



そうだ!黒菱第3リフト駅の方から歩いて登ってみようか!

と、車を走らせましたが、そこに至る林道は、無情にも冬季通行止めという事で・・・唐松岳登山計画は万事休すとなりました。




既に8時を回っているこの時間、行ってみたい山は多々あるものの、これから移動してとなると、どこも厳しい感じがします。


いい代案が思い浮かばず時間ばかりが過ぎて行く中、もうこれは仕方が無いと腹をくくり、

こんなアクシデントでもなければ、片道4時間半かけてまで行く事は無いだろうと思う、この近くにある手頃な山で妥協する事にしました。




それが、八方尾根と栂池高原のほぼ中間にある独立峰、岩岳山(岩蕈山 いわたけやま)だったのです。


標高1289mと低山の部類かもしれませんが、「白馬岩岳スノーフィールド」というスキー場として賑わっている場所のようです。



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さて、選んだルートは、ペンション村”どんぐり”上にある「スカイウォーク無料駐車場」に車を停めて、

ここから林道を登って行く最短のコースにしました。









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寂れたリフト乗り場の横の林道は、工事車両が行き交っている道なので、あまり風情はありません。









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しかし、そんな林道を歩きながらも、横目に見える白い北アルプスの山々の姿が素晴らしくて、慰めになりました。









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今日登って行くハズだった堂々たる八方尾根も、ハッキリと見渡せます。









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八方尾根のゴンドラリフトは、やはり動いてないようですね。


う~ん・・・こんなに晴天なのに・・・・残念だったなあ。









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工事現場を過ぎた後も、歩きやすい林道が続いています。









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林道入り口にあった寂れたリフトの、下り乗り場のようですね。









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そしてここで林道は終わり、なるほどここはスキー場だなあ~という、非常に広大な斜面に出ました。









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何だか少しワクワクしながら斜面を登って行くと、









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広い斜面の横には、圧倒的な白い北アルプスの山々が、









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白馬三山まで、どどーんと広がっていました。









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春霞と雲であまりハッキリとしませんが、これは反対側の東方の景色です。









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いい場所だなあ~


冬は雪の斜面となって、たくさんのスキー客で賑わう場所なんでしょうね。









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斜面の上に見えてきたのは、山頂広場の建物(スカイアーク)です。









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春霞で遠くまで見えないのがちょっと残念ですが、斜面の下には南方の景色が広がっています。









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気が付くと足元には、可愛いフキノトウがいくつか咲いていました。









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そして9:36、駐車場から約1時間で、山頂広場に到着です。









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営業していないゴンドラの「ノアの山駅」。

岩岳山は「ノアの山」と呼ばれているのでしょうか?









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リフトがあちこちにありますが、どこも動いてなくて誰一人居ない静かな山頂でした。









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だれも居ないリフト乗り場の先から、東の大展望を眺め下します。









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だだっ広い山頂ですが、あそこが最高点なんだろうか。









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山頂の標識も無くて拍子抜けしますが、どうやらここが最高点のようです。









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標高1289m、岩岳山(岩蕈山)山頂の三角点ですね。









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三角点の近くにはいくつかベンチがあって、白馬三山などの北アルプスの雄姿が眺められるようになっていました。









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ぐるっと歩いてみると、西の方にもリフト乗り場が。









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だれも居ないリフト乗り場から、白馬三山の雄大な景色を眺めます。









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そして、その左には大きな八方尾根が続き、白い北アルプス山々がその先に連なっています。









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さて、八方尾根の手前に見える、森のような雪の丘はもしや・・・と思いましたが、









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やはり、地図で気になっていた「ねずこの森」でした。









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せっかくなので、「ねずこの森遊歩道」(自然探勝路)を歩いてみる事にします。









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ただ、積雪のために遊歩道のコースは判然とせず、予想してなかった雪山歩きを楽しみながら散策して回りました。









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15分ほど歩くと、「あずまや小屋」と名付けられた小さな屋根付きベンチに着きます。(これが小屋だとは思わなかったw)


さらに進んで行くも、案の定この先は積雪で道が分からなくなったので、20分程彷徨ってここに戻って来ました。









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そういう事なので、ここでザックを下して休憩とします。









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「あずまや小屋」からは、木々に遮られながらも、白馬三山(白馬鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳)が眺められます。









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唐松岳日帰り登山をする予定だったので(ゆっくり休憩する余裕が無いため)、簡素な食料しか持ってきてなかったのですが、

それでも山で食べるおにぎりは、普段以上に美味しいですね。









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そして、愛媛産の高級デコポンが美味しかったなあ~♪









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のんびり休憩した後は、”ねずこ”を探して歩いてみました。









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”ねずこ”とは、ヒノキの一種で常緑高木「クロベ(黒檜)」の別名だそうです。









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森の中には大きな”ねずこ”が所々にあって、その存在感を誇っていたのが印象的でした。









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そして、「ねずこの森」から出たころには、雲一つない快晴の青空が広がっていました。









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「ねずこの森」のバックに広がる、堂々たる八方尾根と白馬三山の見納めですね。









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山頂広場に戻ると、リフトの向こうにも東方の山々が輝いて見えていました。









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東側には、火打山や妙高山、黒姫山などが広がっていると思うのですが、まだ未経験の山ばかりです。









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そして、かすかに八ヶ岳などが見える南方の大展望を見下ろしながら、広大な斜面を下って行きます。


春霞で遠景がハッキリしないのが残念ですが、空気が澄んでいれば富士山まで見渡せるのでしょうか?









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快晴の青空の下の八方尾根。

ここでは風もほとんど無いのですが、やはりゴンドラリフトは動いていないようです。


こんなに快晴な日でも、ゴンドラリフトが動かない事もあるという今回の体験は、大変勉強になりました。









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やがて、林道に入って下って行きます。


リフトの下に見える広場が、ゴールの駐車場ですね。









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八方尾根~不帰嶮~白馬鑓ヶ岳などの山容を眺めながら、なだらかな林道をのんびりと下って行ったのでした。






今回の山行は、あまり期待していたものではありませんでしたが、岩岳山は思っていた以上に展望が素晴らしかったです。

歩きやすくコースも短いので、子連れとかでも気楽にハイキングが楽しめる素敵な山なんですね。




さらに、後に知ったのですが、ユリの咲く季節には広大な斜面一面にユリが広がるそうで、

堂々たる北アルプスや大パノラマの風景との、素晴らしい大景観が期待出来そうです。


新緑や紅葉の季節には、「ねずこの森」などの散策も、一層魅力的なんだろうなあ~と思いました。




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【GPSデータより】
時刻:出発8:33 到着12:12
合計時間:3時間39分(休憩約50分を含む)
合計距離:7.83km
標高:最高点1289m 最低点960m
累積標高:上り545m 下り529m









撮影機材:Canon EOS 5D Mark II +SIGMA 24-35mm F2 DG HSM | Art,EF135mm F2L USM

by zbjsower | 2016-04-24 19:48 | 長野県の山 | Comments(0)

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