奥多摩湖から三頭山へ

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紅葉きらめく秋の奥多摩。

仰ぎ見ると、秋晴れの青空をバックに色とりどりの紅葉が風に揺れて、キラキラと輝いている登山道。

奥多摩三山一峰の三頭山への登山は、奥多摩の魅力と奥深さを再認識した山行となりました。









2015年11月6日(金)、奥多摩の三頭山(みとうさん)へ紅葉狩りに行きました。


既に山頂辺りは落葉しているだろうという事から、登って行く過程で紅葉が楽しめたらと、

一般的な”都民の森”の登山コースではなく、奥多摩湖から周回するコースで行ってみる事にします。






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今回、”麦山浮橋”を利用して奥多摩湖を渡って行きたかったので、スタートは最寄りの駐車場である”峰谷橋駐車場”にしました。


この駐車場は無料でトイレもあるのですが、駐車可能台数はわずか6台。

しかも、その中の1台は障害者用となっています。


なかなかの競争率だと思い、早朝6時に駐車場に到着したのですが、もう既に2台先行車がありました。

そして、ゆっくり準備している間に、出発する頃には障害者用を除いて満車状態になってしまいました。









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今日も、2歳2ヶ月になるAkiを背負っての山行です。


この日の朝の気温は5℃なので、Akiにはしっかりとした防寒対策をさせています。









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6:44、峰谷橋を渡って出発です。

橋の先にある短いトンネルをくぐると、すぐに麦山浮橋です。









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これが麦山浮橋です。

この浮橋を使って奥多摩湖を渡り、三頭山に向かうのです。









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文字通り、発泡スチロールなどを使って浮いている橋なので、乗ってみると特に継ぎ目でガクンと揺れます。

最初はAkiを歩かせてみようかと思っていましたが、ちょっと危険そうなのでやめておきました。









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浮橋途中から、奥多摩湖の景色を。









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紅葉の色付きはまだ3~5割くらいでしょうか。

これからどんどん綺麗になってくるんでしょうね。









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渡って来た浮橋。

正面遠くには鷹ノ巣山がある方向です。









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桜が見事だという倉戸山でしょうか。









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朝日が、麦山橋を金色に輝かせていました。









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さて、橋を渡って15分程歩くと、よく地図を見てないと見落としそうな場所に、登山道入り口がありました。









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道路横に掛かっているこの木の案内板だけが、登山口だと指し示しています。









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放置された倒木が多いので、マイナーな登山道なのかなあ~と思いつつ、薄暗い山の中を進んで行くうちに、









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だんだん陽が差して来て、気持ちのいい登山道になってきました。









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何気ないけど綺麗だなあ~って思う、朝の陽の光を拾って生き生きとしている足下の緑葉。









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そして、木漏れ日にキラキラと光る黄金の紅葉が現れます。









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気が付くと、いつの間にか明るい登山道になり、頭上にはキラキラと黄金色が煌めいていました。









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さわさわ~ さわさわ~ と、色付いた秋の森が風に揺られています。









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あまりにも美しい黄金の世界に、ため息やら驚嘆を上げながら、









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夢中になってシャッターを切り続けました。









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頭上を見上げて、美しい紅葉を眺めながら歩き続ける楽しい登山。









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天候に恵まれた事にも感謝です。









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8:44、イヨ山(標高979m)に到着しました。


木々に遮られて展望は無く、一見寂しげな山頂なのですが・・・









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実は、頭上からきらきらと光る黄金色のシャワーが降り注いできているのです。









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う~ん イヨ山いいなあ~。









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紅葉は益々華やかになって行き、









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こんな場所を歩くとは知らなかっただけに、喜びの声を抑えられません。









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奥多摩の山って思っていたよりすごいんだなあ~と、改めてその魅力に感嘆しました。









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ただし、登山道はなかなか険しく、アップダウンを繰り返しながら長い急坂が続きます。


道の真ん中に、こんな風に倒木があったりして、キッドキャリーを背負っている私にはくぐる事が出来ず、

迂回して乗り越えて行かなければならない事もありました。(迂回中の写真です)









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そして9:53、ようやくヌカザス山(標高1175m)に到着です。


う~ん・・・

写真を撮りながらのんびり登山とは言え、ここまで3時間以上かかっているのかあ~。

ちょっと予想以上に時間がかかっています。









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しかし、まだ時間に余裕はあるハズなので、感動するシーンはしっかり写真に収めながら、あせらずマイペースで進んで行きます。









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ヌカザス山も紅葉が見事です。









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登山道はキツイけど、こんなに綺麗な紅葉を見ながら登って行けるなんて、やっぱりこのルートで来て正解だったなあ~と思います。









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ただし、木々に遮られて見晴らしは悪く、そこは少し残念な所ではありますね。









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圧倒的な黄金色のキラキラシャワー。









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頭上のこんな景色を見れば、見晴らしの悪さの不満なんて、すっかり忘れてしまいます。









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イヨ山が緑の木々と紅葉が混ざった感じだったのに比べ、ヌカザス山は全体的に紅葉している感じがします。









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感嘆の声を上げながら夢中になって写真を撮り続けます。









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公園などの紅葉ではなく、やはり自然の山の中の紅葉は迫力が違いますね。









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見上げれば黄金色、足下にはふっかふかの落ち葉の絨毯で気持ちいい~









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赤い紅葉は少なめですが、時々こんな立派な紅葉もあります。

やっぱり青空に赤は映えますね。









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見事な紅葉の世界に包まれながら、ヌガサス山から徐々に高度を上げていきます。









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登山道は急坂が続きますが、見事な紅葉の景色に、その辛さを忘れてしまいます。









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10:45、入小沢ノ峰(標高1302m)に到着。

ここで軽食を食べて少し休憩する事にしました。









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そして15分程の小休止でしたが、疲れも癒やされたので、元気にまた出発です。

残りの標高は230m、もうひと頑張り必要ですね。









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さて、入小沢ノ峰を越えるとだんだん落葉が目立ち始め、登りではこれが最後の黄金シャワーとなりました。









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11:19、鶴峠分岐。

この辺りからは、もうすっかり木々の葉は落ちてしまっています。









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そして、一気に登り切った先には賑やかな広場が現れました。









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11:49、三頭山西峰(標高1524m)に到着です。









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山頂からは、富士山もバッチリ見る事が出来ました。









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広い山頂広場ではありますが、周りは木々に囲まれていています。


反対側には鷹ノ巣山などの景色も見えるのですが、木々の枝が邪魔をしていて微妙でした。

ちゃんとした展望があると言えるのは富士山の方向くらいでしょう。









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多くの人が休憩している賑やかな山頂で、ゆっくりお昼を食べて過ごしました。









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山の上で食べるリンゴは美味しかったなあ~。









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気が付くと、山頂で1時間余り、ゆっくりのんびり過ごしていました。









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さて、登りに5時間もかかった事を考えると、そうのんびりもしていられません。

山頂にあった地図で、これからのルートを確かめながら再出発です。









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三頭山というのは頂が三つある事から三頭と呼ばれているので、是非とも残りの二頭を制覇しなければいけません。

12:58に、西峰を出発しました。









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13:05、中央峰(標高1531m)へ。









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13:07、東峰(標高1527m)到着で、あっけなく三頭制覇です。


この二頭は、山頂も狭く展望もないので、単なる通過点のようなものでした。









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東峰の先には、展望台があったので寄ってみます。









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奥多摩三山残りの二峰、御前山と大岳山がよく見えました。



さあ、これで三頭山からは下山するだけ。

下りは鞘口(サイグチ)峠まで行き、沢沿いの谷間を下って行くコースで周回する事にしました。









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鞘口峠に向かう途中。

「樹間より奥多摩湖の展望」と、”山と高原地図”には書かれてある場所ですが・・・これで展望と言えるのか微妙なところ。









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木々の合間から、カラフルに色付いた紅葉の山を眺めながら下って行きます。









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標高1200mまで下りてくると、ようやく辺りに紅葉が現れました。









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この日見納めの、きらめく紅葉シャワーです。









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13:51、鞘口峠(標高1142m)に到着。


いやあ~ここまでの下りはかなりの急下りでした。

そして、ここからは沢沿いの谷間を進んで行く事になります。









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鞘口峠から少し下った所では、山間に北西の方角が開け、遠くに雲取山などの山々までクッキリと見渡す事が出来ました。









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その後は、光りが差し込まない暗く湿った道を進んでいく事になります。









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登りとは全く違う雰囲気の道でした。









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まあ~Akiは川が好きなので、楽しそうではありました。









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光りが差し込んでくれれば、キラキラしてもっと綺麗に感じたのでしょうが、北向きの谷間なので仕方がないですね。









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14:47、谷間から車道に出ました。

おおっ!もうすぐ終わりなのか?案外早い!









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と、思ったのも束の間。

車道は横切るだけで、すぐにまた暗い登山道に入って行きます。









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15分程歩いて行くと、今度はキャンプ場に出ました。









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この後は普通の車道を歩いて行ったのですが、途中から遊歩道に入るはずが、道を間違えてしまいます。









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仕方がないので、奥多摩周遊道路(一般車道)を歩いて奥多摩湖を目指します。









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だんだん奥多摩湖に近づいて来ました。









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いやあ~想像以上に長い道のりだった気がします。

15:53、ようやく麦山浮橋に戻って来た時には、何だかホッとしました。









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疲れた身体ではありますが、何だかジ~ンと感慨深く、奥多摩湖の紅葉を味わいながら、揺れる浮橋を渡って行きました。









さて、三頭山は比較的楽な山という先入観があったので、これほど疲れるとは思ってなかったのですが、

後になってGPSデータを見てみると、何と!今まで経験して来た山行の中では、最も距離が長く最も標高差があるコースだった事が判明。


なるほど・・・これをキッドキャリーで子供を背負って歩いた訳か・・・

これは確かに、最後には疲れ果てたハズですね・・・












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【GPSデータより】
合計時間:9時間27分(6:44~16:11)※休憩約1時間30分を含む 
合計距離:14km
標高:最高点1531m 最低点519m
累積標高:上り1409m 下り1405m







撮影機材:CANON EOS 5D Mark II +SIGMA 35mm F1.4 DG HSM | Art











by zbjsower | 2015-11-13 02:11 | 子連れ登山 | Comments(0)

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