妙法ヶ岳(三峰山)~三峯神社

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神宿る修験道の山。

豊かな秋の紅葉に包まれた、奥深い山の中の神威の頂。

妙法ヶ岳には、圧倒されるような力強い神秘を感じます。









2015年10月30日(金)埼玉県の奥秩父にある”三峯神社”と、その奥の院(奥宮)がある”妙法ヶ岳”に行って来ました。



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朝6:09、秩父湖の二瀬ダム。

車でこのダムの上を通過して、さらに三峯神社に向かう道を登っていきます。









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朝もやの中、色付き始めた奥秩父の山の紅葉に見とれながら、どんどん山道を登って行きました。









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三峯神社の駐車場に到着したのは6:45。

この時間はまだ駐車している車もほとんど無く、ガラ~ンとしています。









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今日は、兄チビのAkiと二人で紅葉狩り。

二人で・・・と言っても、まだ2歳1ヶ月のAkiは山歩きは無理なので、例のごとくキッドキャリーで背負って行くのですけどね。









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時間外と登山者は第二駐車場に駐めるように指示が書いてあったので、指示に従ってそちらに駐めると、その脇から登り口がありました。









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6:54、妙法ヶ岳に向かって出発です。









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駐車場の向こうに見える、朝日に照らされた奥秩父の秋の山が綺麗でした。









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神領民家の横からが、登山口の近道になっています。









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そして三峰千年の森に入っていきます。









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美しい紅葉に包まれた千年の森。


ここは千年前の森という訳では無く、千年後もこの森を楽しめるようにという願いから2008年にCanonによって植栽された森のようです。









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その森の中を歩くこと15分足らずで、鳥居のある登山口に到着しました。









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「奥之宮」と書かれた、存在感のある鳥居です。









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そこには、様々な注意書きと共に、立派な登山届け所がありました。









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ここまでしっかりした登山届け記入場所があれば、ちゃんと記入しなきゃと思いますね。









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奥宮参道(妙法ヶ岳登山道)と、雲取山登山道の注意書き。


なるほどなるほど・・・

奥宮までは片道1時間、雲取山までは5時間。

こうして見ると雲取山は、やっぱり日帰りは困難な山なんだなあ~と思います。









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木々の合間から、紅葉や連なる山々を眺めながら歩いて行きます。









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登山道は歩きやすくなだらかです。









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登山口から10分で、雲取山方向との分岐になりました。









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ここから、奥宮のある妙法ヶ岳に向かいます。









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落ち葉が降り積もった絨毯の中、









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サクサクと踏みしめながら軽快に歩いて行きます。









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登山道に突然現れる紙垂が、ここは霊場であるという事を思い起こさせられます。









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相変わらず、道は歩きやすくなだらかです。









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今日は雲に包まれていて、時折雲の合間から太陽が顔を覗かせる感じ。









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もう少し天候が良ければ・・・









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もっと豊かな森の印象だったと思います。









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霧藻ヶ峰の方へ行く分岐に着くと、また大きな鳥居がありました。









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こうして何度も鳥居や紙垂が現れる事で、ここは特別な霊場なんだなあ~と認識させられますね。









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気持ちのいいフッカフカの落ち葉の絨毯。









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木々に遮られてあまり展望がない登山道ですが、ところどころに美しい紅葉が広がっています。









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しばらく行くと、さらにまた鳥居です。









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これまでの中では小さく簡素な鳥居ですが、この鳥居は何とも神秘的で、凄い存在感を放っていました。









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ここからは妙法ヶ岳のピークを越えていきます。









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今までの歩きやすいなだらかな道から、一気に岩が多い場所が現れます。









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そして、岩場のピークを越えると・・・









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今度は急階段を下りて行く事になります。









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階段の横上にある大岩は、下からつっかえ棒をしてありました。

これが無いと落ちてくるのかなぁ?とちょっと不安になりますね。









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そして今度は、崩れかかった階段でトラバースして登っていきます。









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その先には石の急階段があり、その手前にある紙垂が、ここが神聖な霊域である事を示していました。








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階段の先には、見えてきた頂上。









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最後の登りは、鎖を使って急峻をよじ登ります。









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そして8:18、妙法ヶ岳の頂(標高1329m)にある、三峯奥宮に到着しました。


山頂は、奥宮の社殿がある場所以外は周りが断崖になっていて、あまり広い場所ではありません。


しかし・・・何という異様な雰囲気を持つ山頂でしょう。

ここがいにしえの修験道の霊場の奥宮であるという事が、ひしひしと伝わってきます。









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神威を放つ本殿の両脇には、守護神の狼(大神)が控えています。









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関東一と言われるパワースポットの三峯神社。

その奥宮を支えるお犬様(オオカミ)の凜々しいお姿。









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Akiと一緒に、しっかり丁寧にお参りしました。









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無邪気なAkiは、お犬様(オオカミ)がお気に入りのようでした。









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社殿の横には、お犬様(オオカミ)が祀られています。









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反対側の社殿の奥には、秩父宮殿下御登山記念碑があり、そこからは木々の向こうに西側の景色が広がっています。









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社殿の横には、キラキラ光る色付いた秋の葉っぱ。









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そして奥宮の正面、東南には紅葉の山が続く展望が開けていました。









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先ほどの秩父宮殿下御登山記念碑の奥に行くと、断崖の先から展望が広がっています。


Akiは、しっかり立ってフラフラはしていませんでしたが、見ているこっちが怖くなって来ますね・・・









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断崖からの西北の展望。

紅葉が広がる手前の尾根は、今日歩いて来た尾根です。









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そして、その尾根の先の写真の右端には三峯神社があり、奥には奥秩父の山々や群馬の方の山々が連なって広がっています。









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後ろではAkiが、落ち葉を使って楽しそうに遊んでいました。









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落ち葉を拾ってパラパラパラ。


葉っぱを落とすなら、もう少し先まで進めば確実に下に落ちるようにも思いますが・・・

実はこの先は断崖になっているので、慎重なAkiが、これ以上決して先に進まない安全策を採っているのには感心します。









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さて・・・

気がつくと、食事休憩をしていた訳でも無いのに、この奥宮で40分近くも経っています。


異様な雰囲気を放つ山頂ではありますが、決して嫌な雰囲気では無いので、こんなにもゆっくり過ごせたのでしょうね。









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8:57、だんだん晴れ間が多くなってきて、名残惜しい気もするのですが、そろそろ下山する事にしました。









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紅葉を眺めながら、









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木々の合間から遠くの山並みを眺めながら、









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落ち葉の降り積もった登山道を下っていきます。









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実り、色付き、落葉し、山はゆっくりと冬支度を始めています。









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9:37、登山口に到着しました。









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今度はそのまま三峯神社に向かうべく、三峰千年の森を横目に見ながら参道を進んで行きます。









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眼下には、神領民家や境内が見えてきました。









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真っ赤に紅葉した境内のもみじと、その先には紅葉した奥秩父の山並みです。









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そして9:45、本来であればここがスタート地点である、奥宮参道入り口に到着です。









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奥秩父の標高1100m、三峯神社は正に紅葉の見頃が始まっている感じですね。









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さらに真っ直ぐ進むと、三峰山博物館に突き当たります。

興味深そうではありますが、今日はそれ程時間も取れない為に入館しませんでした。









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そしてその博物館の横には、日本には7ヶ所しか存在しないという有名な三ツ鳥居があり、そこから神社への正参道が続いています。


鳥居の両脇にはオオカミが守護神として控えていて、明らかに普通の狛犬とは姿が違うのが分かりますね。









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さて、参道を進んで行くと・・・

奥宮へと続く階段が設けてあったので、おや?と思い、登ってみる事にしました。









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なるほど~

登りきった先にあったのは、妙法ヶ岳山頂の奥宮を遙拝(遠くから拝む)する事が出来る、遥拝殿でした。









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写真右側の、小さくヒョッコリ飛び出しているような一番高い頂が、妙法ヶ岳山頂の奥宮。


あんな場所まで行って来たんだなあ~と、なんだか感慨深いですね。









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傍には三峰山案内図があり、色々なハイキングコースやたくさんの見所があるのが分かります。









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遙拝殿への階段上の両脇には、遙か奥宮の方を見つめている神犬像がありました。









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そして、遙拝殿から下りて神社への参道に戻ると、大きな随身門があり、その先を進んで行きます。









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参道を進んで行くと、頭上には見事な紅葉が光り輝いていました。









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大木が生い茂る参道の中の木漏れ日が、見頃を迎えた紅葉を、キラキラと宝石のように照り輝かせています。









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そしてさらに進むと、参道の階段の上には、威厳ある青銅の鳥居の先に大きな拝殿が見えてきました。









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「国家安穏」「天下泰平」

失礼ながら・・・秩父辺境の山奥にある神社が、こんなにも圧倒される荘厳な神社だとは思っていなかったので、改めて本当に驚きました。

確かにこれは、関東一のパワースポットと噂されるだけの事はありますね。









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鳥居の右手には、八棟木灯台という高さ6mの立派な飾り灯台があり、









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さらに左手には、物凄い彫刻の、美しすぎる手水舎があります。









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そして、石段の両側の巨大な神木の奥には、きらびやかで荘厳な拝殿が、どっしりと構えていました。









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この神木は、鎌倉時代の武将畠山重忠公が奉献された杉の木で、樹齢800年とされています。









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神木より発する「氣」は活力そのもの。

神木に触れて氣を頂くことで、活力ある毎日を過ごすことが出来るそうです。









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1800年代に建立されたこれらの社殿は、2004年に色鮮やかに塗り直されていて、とても美しく圧倒される荘厳さでした。



また、拝殿前の敷石には、2012年(辰年)に突如として龍神様が浮かび上がるようになった場所があったのですが、

残念ながら、これは見逃してしまいました。









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社務所の方に行くと、神木が入っている「氣」のお守りを入手する事が出来るようになっているのですが・・・

さらに特別仕様の「白い氣守」というものがあるらしい。
(浅田真央さんが入手された事から、一時は入手困難になる人気になっているそうです。)


毎月1日のみの特別頒布という事で、当然これは入手する事は出来ないので、通常の青い「氣守」を頂いて来ました。









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勇気・元気・やる気!!の、「氣」のお守り。(ちなみに色は全部で4色ありました)


生きる活力を与えてくれるこのお守りは、私のブログタイトルである、”Full of LIFE”という目標にピッタリ合致しています。









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さて、社務所の横にこんな案内があったので気になりました。


ほほ~っ? 神社で温泉入浴とな??









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先に進んでみたところ、大きな宿泊施設があったので、ちょっと拍子抜けしたと同時に何だか納得。

しかし、こんな施設まであるとは、本当にこの神社は規模が大きいですね。









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このころAkiは、さすがに疲れたのか、ちょっとご機嫌ななめです。









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他にも色々と名所はあるのですが、境内の紅葉を眺めながら戻る事にしました。









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拝殿の奥にある、本殿裏の紅葉が見事ですね。









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もう少し、ゆっくり時間をかけて色々見て回りたい神社だなあ~と思います。









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最後には、神社の創始者とされる日本武尊(ヤマトタケルのミコト)銅像を見て帰りましたが、

地上から15mという、想像以上に大きな銅像だったのでビックリしました。









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そして駐車場に戻ってみると、朝はあんなにガラ~ンとしていたのに、こんなにも車がいっぱいになっています。

紅葉シーズンとはいえ、今日は普通の平日なのに・・・すみません、これほどまでとは、三峯神社をナメていました;;









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こうして、駐車場の車に戻ったのは10:57でした。

何だかんだで4時間くらい歩き回っていたのですね。



ちなみに、

ここから見える左端の山は霧藻ヶ峰で、続いて白岩山、中央に雲取山と並んでいます。


三峰山というのは、この中の白岩山、雲取山と、奥宮のある妙法ヶ岳の三山を称して三峰と言うらしく・・・

遙か遠くの山並みを眺めながら、この残りの二山にも、いつか機会を作って行ってみたいなあ~と思ったのでした。









撮影機材:CANON EOS 5D Mark II +SIGMA 35mm F1.4 DG HSM | Art





Commented by 少彦名 at 2015-11-04 00:23 x
三峰は何回か登りました
身近な山ですがかなりきつい山ですよね。
今山の中に住んでいますがこの山はまた昇ってみたい山の一つです
Commented by zbjsower at 2015-11-06 22:41
少彦名さん
何度も登られた山なんですね~
三峯神社から妙法が岳だと1時間くらいで登れるのですが、最後の方はちょっと急峻ですね。
表参道や裏参道の登山道から三峯神社まで登って行くコースだと、神社までかなりかかるようなので大変そうです。
私もここには、また行ってみたい気がしています。
Commented by hasebe takeshi at 2017-07-02 18:36 x
 良い写真ばかりですね。
すばらしい。
 明日行ってきます。
Commented by zbjsower at 2017-07-02 21:32
hasebe takeshiさん

コメントありがとうございます。
拙い写真をお褒めいただき恐縮です^^ありがとうございます。
明日は真夏日になるそうですが、この時期の妙法ヶ岳はどんな景色を見せてくれるのでしょうか・・・楽しみですね。
良い参拝登山になることをお祈りいたします^^
by zbjsower | 2015-11-03 22:32 | 子連れ登山 | Comments(4)

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