愛鷹山で、富士山と海が見たい

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2015年3月5日の山行記録です。

富士山と、反対側には駿河湾の海が見えるという光景が見たくて、静岡県の愛鷹山に行ってきました。








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愛鷹山は、富士山のすぐ南にある連峰なので、北には大きな富士山、南には駿河湾の海が広がっています。

今回は、久しぶりの単独での登山となりましたが、思っていたより緊張感がありました。














愛鷹山というのは、いくつもの山岳が連なっていて、

それらの山岳の総称が愛鷹山と呼ばれて、200名山(最高峰の越前岳)となっています。


まぎらわしい事に、南端に愛鷹山という山がありますが、それは200名山ではありません。



さて、毎年花粉症に悩まされる私には、この時期の登山は、かなり覚悟が要ります@@;








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出来るだけ朝早く出発して、早く帰ってこようと、登山開始は、夜明けと共に6:20。

愛鷹登山口から林道を入った所にある、山神社駐車場からのスタートです。









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今回選んだのは、山神社駐車場から、黒岳→越前岳→呼子岳→蓬莱山と、

愛鷹連峰をめぐり、割石峠から沢を下って戻ってくるルートになります。








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やっと明るくなってきた頃に、山神社の鳥居をくぐりました。








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まずは黒岳を目指して歩き、やがて、太陽が出てきます。








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35分ほど歩いたところ、愛鷹山荘が見えてきました。








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無料で使えるとの事ですが、山荘というより避難小屋といった感じで小さいです。








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黒岳まであと15分。








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富士見峠という割には・・・全く富士山が見えませんでしたw








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7:11、黒岳展望広場に着きました。


富士山は、でっかくて迫力があります。

南側からの富士山をじっくり見るのは初めてだったかもしれません。(真ん中が大きくえぐれているんですね) 








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7:21、黒岳(1,086.5m)に到着しました。








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なだらかな丘のような広場になっているのですが、黒岳は溶岩ドームなんだそうです。








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黒岳からの富士山は、雲一つ無く、雄大で綺麗です。








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裾野が広く、どこまでも広がっていました。

なごり惜しいですが、黒岳からの富士山を後にします。








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次は、越前岳を目指して歩きますが、時々見える、春の兆しがなんか嬉しい。








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黒岳から45分くらい歩いたでしょうか、鋸岳展望台に到着しました。

展望台といっても、なにか施設があるわけでもなく、ベンチ一つありません。








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ここからは、位牌岳と鋸岳の雄姿を見る事が出来ます。

写真右の方が鋸岳ですが、あのギザギザした所はスゴいですね@@








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途中、登山道の崖側には「危険」の看板とロープが張られていました。

ちょっと覗いてみると、あちこち崩落していて、本当に危険だと思いました@@;








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だんだん標高が上がるにつれ、日陰の場所は残雪が凍って、アイスバーンになっていました。

残雪の量自体は少ないのですが、カッチカチでつるつるです。








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足は完全にグリップ無しの状態でしたが、アイゼンを履くのは面倒くさいw

そのまま木につかまりながら頑張っていましたが・・・結局、転倒して頭を打ってしまう始末でした;;








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9:05、富士見台に到着しました。








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この脚立のようなものは何だろう?これで富士山を高くから見る為のものなんでしょうか?

しかし、足元がガタガタして非常に不安定なので、一人で上るのは無理と判断しました。








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この富士見台は、五十銭紙幣(1938年)の富士山撮影地だそうです。








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紙幣と同じカットで撮影してみました。

この手前の木々が、新緑の季節とかだと、またさらに雰囲気が出たんだろうなあ~








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ここで軽アイゼンを装着して、さらに越前岳を目指します。

とりあえず越前岳までは、この軽アイゼンがあって助かりましたね。








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9:47、越前岳(1,504.2m)に到着しました。


山頂はそこそこ広いのですが、傾斜がひどく、一つだけしかないベンチも傾いていますw

足元は雪が溶けて、ドロドロの粘土状態でした。








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越前岳からは、富士山は頭だけしか見えません。


木々の関係で、これも季節によっては、いいカットになったのかもですが・・・

富士山と海の大光景を期待していたので、いささかガッカリしたのは否めません。








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越前岳の南側は、駿河湾の海が広がっていました。








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必然的に、越前岳では、この海の光景がメインになりますね。








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山頂の隅っこには、お地蔵様がニッコリ手を合わせていました。








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ここで早いお昼にします。

おにぎりとパンと、あったか~いコーヒーくらいですが、山頂でのご飯は、何でも美味しいですよね~。



30分くらい休憩した後に、今度は呼子岳を目指します。








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越前岳を出発してからは、あいにく曇ってきました。








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あのギザギザの、鋸岳の方向に向かって行きます。








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呼子岳に向かう道は、尾根は痩せていて段差が激しく歩きにくいコースでした。


ただ、残雪はほとんど無く、せっかく履いたアイゼンはジャマなだけ・・・

ドロのかたまりになってしまったアイゼンを仕舞いながら、また使うハメにならないように願いました。








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高場所へ向かう分岐です。








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高場所とはなんぞ?と思いましたが、ここから下って行くと富士山展望場所があるようです。

往復で1時間15分かかるし、どうせ曇ってて富士山は見えないのでパスですね。








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駿河湾の海を見下ろしながらの尾根歩きです。

これ、春や紅葉の季節は、もしかしたらすごい景色になるのかなあ~?








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11:21、呼子岳(1,313m)に到着しました。

お地蔵様が、下にひょっこり居ますね。








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呼子岳からの、駿河湾の景色です。








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ちょっと狭い呼子岳山頂。








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大岳への登山道は、廃道になっていました。








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歩いて来た越前岳の方向です。

本来なら、この後ろに富士山が見えるらしいのですが、雲に覆われて全く見えませんね。








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これから向かう蓬莱山、さらには鋸岳、位牌岳が見えました。








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11:39、割石峠に到着。








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なるほど~ 石が割れてるように見えるから割石峠なんですね。

割れ目の先には、遠く駿河湾まで覗けます。


ここで写真を撮っていると、後から来た年配の方男女3人グループに抜かれました。

こんな、足をちょっと滑らせたら滑落するような登山道を、余裕で歩いている先輩方は凄いです。


そして、さらに蓬莱山に向かいました。








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急坂を少し行くと、天狗の畑という看板があります。








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看板の先には、一人立てるくらいの狭いビューポイントがありました。

ここが天狗の畑なんだろうか??








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歩いて来た呼子岳もよく見えます。


さらに下に下ってみると、小さな広場がありました。

確かに、小さな畑が作れるくらいの大きさです。


なるほど~ ここが天狗の畑なんですね。








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天狗の畑の先は断崖になっていて、下を覗くとなかなか凄い光景でした。


先ほどの年配の方のグループが、天狗の畑で楽しそうにランチにする様子だったので、

カメラを向けるわけにも行かず早々に退散します。


こんな険しい山の奥地でランチをする先輩方には、ツウだなあ~と驚きました。








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さて、そこから看板に戻り、木々をかき分けて登って行くと、11:57、蓬莱山(1296m)に到着です。


ここにも小さなお地蔵様がありますね。

ここまでの登山の無事の感謝と、これからの登山の安全を祈願してお賽銭を置いてきました。








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蓬莱山頂は狭く、ここは木立に遮られて、景色もあまり良くありません。

鋸岳への道へは、風化と崩落の為に立ち入りを警告する看板が立っていました。


しかしながら、恐る恐る安全を確認しながら、その先に入ってみます。








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そうすると、数メートル行った所に、鋸岳と位牌岳が間近に見れる場所がありました。


鋸山のあの姿、とても普通に歩けるような場所では無いですね・・・

畏敬を込めて、しっかりと写真に撮り納めました。


さて! これから下山開始です。








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蓬莱山から、また割石峠に戻りました。

ここからは沢を下って行きます。








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最初は残雪が凍っている箇所もありましたが、沢が広いので、雪を避けて歩くことで問題ありません。








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だんだん歩きにくい岩や石だらけで、ゴロゴロしてきました。








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あちこちに積み石があります。








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GPSで見ると、第二ケルンを通過したようですが・・・第二ケルンの意味はよく分からずですw








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フムフム・・・どうやら積み石は、道標の意味もあったようですね。

この沢を、あちら側に渡れという意味合いらしい。(無いと分からなかったかもです)



目印があるなら、これは迷わずに下りていけると安心してたのですが・・・途中で油断をしてしまったようです。


気がつくと辺りに目印もなく、大きな石だらけの沢の中に取り残されていました。

ポイントの大杉辺りで、沢沿いの道に出るハズだったのを見逃し、しばらく完全に道を見失っていたのです。



とにかく適当に沢の中を下って行くうちに、ようやく目印を発見し、事なきを得た時はホッとしましたw









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沢下りのコースは、途中で沢は川になって通れなくなってしまいます。








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13:37、大沢橋を通過。

下りのコースの2/3くらいは消化した事になります。








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越前岳から、ずっと曇りだった天気ですが、また陽が差してきました。








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そして、杉の木立の道に突入します。








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杉杉杉・・・このころはさすがに鼻がシクシク。

花粉症に悩まされる私には、憂鬱になる景色です;;








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沢を横切るコースに出ました。

その先には杉に囲まれた林道が見えます。


ゴールは近い!








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沢を横切るコースなんだから、水なんて流れてないんだろうと思ったら、普通に流れていましたねw








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沢を横切って、杉に囲まれた林道を10分ほど歩くと、出発地点の山神社入り口が見えてきました。








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14:12、山神社駐車場に到着です。


いやあ~ 思っていたよりなかなか怖い場所もあり、私にとっては、緊張感と達成感のある登山だったと思います。



最初は、富士山と海の光景が見たくて愛鷹山に来てみたのですが、

終わってみると、あのギザギザの鋸山の印象が強く残った登山となりました。


この愛鷹山は、違う季節に来てみると、また違った雰囲気があるんじゃないかな~









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【GPSデータより】
合計時間:7時間52分(休憩含む)
合計距離:10.64km
標高:最低点762m 最高点1504m
累積標高:上り879m 下り869m







撮影機材:Canon EOS 5D MarkⅡ +SIGMA 35mm F1.4 DG HSM | Art

by zbjsower | 2015-05-05 21:28 | 山・登山 | Comments(0)

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